仮性包茎手術。YouTube動画有、他院に行かれて不信感持たれた患者さん【症例番号12】
他院に包茎治療でご相談されたものの、包茎手術とは別の料金(オプション料金)で3〜4倍の料金を提示され、不信感を持たれたそうです。当院を探してくださり、治療を行うことになりました。
(症例写真へのご協力、誠にありがとうございました)
症例について 他院の見積もりは?
20代男性。他院に行かれて不信感を持たれた理由を聞いてみました。
・包茎手術と美容包茎手術の料金が2つあり、安く謳っている「包茎手術」の方は勧められず、高い「美容包茎手術」を勧められる。
・以下のようなオプション料金を勧められる。
V字修正は小帯を残す方法ですが、プラス55,000円は技術的にも高すぎます(当院では無料です)。
皮下修正は全く不要で、この治療をしてもしなくても同じことをするはずです(当院にはありません。もちろん皮下をきちんと取り除く、逆に皮下を残すはどちらも無料で行います)。
抜糸55,000円も高すぎです(当院では無料です)。
麻酔110,000円、こちらは静脈麻酔なので確かに追加で行うとしたら費用は必要です。
当院では包茎手術の時はほぼ行いませんが、ご希望あれば33,000円で行うことができます。ちなみに、こちらのクリニックは静脈麻酔を行わない場合は、局所麻酔代が55,000円かかるとのこと。そうであれば、包茎手術の料金に55,000円を足してわかりやすい値段にすべきです(当院では、包茎手術の際に局所麻酔代は別途不要です)。
ということで当初11万を想定させる広告を見てカウンセリングに行ったところ、44万になったとのことでした。
典型的なオプション商法です。
こういったクリニックは、カウンセリング後すぐに手術をさせたがります。家に帰って「44万は高いな?他のクリニックはどうだろうか」と冷静に考える時間を与えないためです。ご注意ください。
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包茎、増大手術などの経過
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クリニック、SNS
他院にて包茎治療でツートンカラーになってしまった症例解説【症例番号11】
他院で以前された包茎治療のツートンカラーの傷痕のご相談に来られた方の症例を報告します。
(症例写真へのご協力、誠にありがとうございました)
症例について
30代男性。
仮性包茎の治療を他院でされております。
特に陰茎のどの位置に傷がくるかの説明はなかったそうです。
症例写真
傷が亀頭より離れた位置にあるため、白黒のツートンカラーになっています。
皮が被った状態で、内側にある包皮を内板、外側にある包皮を外板と呼びます。
亀頭直下に傷を持ってくる場合は、内板を全て取り除きますが、この症例は内板が少しだけ残っているため、このようにツートンカラーになってしまいました。
内板を残すメリットはもちろんありますが、このような中途半端な残し方は、内板を残すメリットにもならず、見た目も良くないです。
ツートンカラーの治療について
包皮が余っている場合は、残された内板と切開線を全て切除し(写真の黄色い線)、通常の包茎治療のように亀頭の下に傷が来るように治療を行います。
性行為が痛みで出来ない方へ行う処女膜切除、切開術について
処女膜について
女性には処女膜というリング状のひだが膣の入り口にあります。「膜」という名前がついていますが、最初から穴が開いていますので、ひだのような形です。
稀に処女膜が完全に閉じている方もいらっしゃいます。そういう場合、初潮を迎え、月経が始まっても生理の血が膣から出て来ないことで気づくことがあります。(大学病院勤務時代に経験ありますが、かなり稀です)
通常は、一部開いており、性交時にひだが裂けることにより、狭かった穴が広がります。
ただ、処女膜が分厚い、裂けにくい、痛みに弱いなどの理由で中々処女膜の穴が広がらず、性交ができない方もいらっしゃいます。
性交困難な方への処女膜切除、切開について
当院では、性交が処女膜のため困難な患者さんへ
・処女膜切除
・処女膜部分切除
・処女膜切開
の3通りの治療を行っています。
妊娠を急いでいない方で、処女膜を切開するだけで、性交がだんだん上手くできそうな方にはまず、「処女膜切開」をお勧めしています。電気メスで、処女膜の数箇所に切開を行うだけですので、出血などのダウンタイムは軽く、性交にも1週間ほどすればトライしていただけます。
逆に、妊娠を急いでいる方や早急に性交困難を解消したい方には、処女膜を一周取り除く「処女膜切除」を行っています。完全に取り除くので、処女膜による性交困難はほぼ確実にすぐ改善します。ただ、術後しばらくは出血する可能性があるため、2週間ほどは性交できません。
処女膜切除するほどでもなく、切開よりは改善を望む方は、処女膜の分厚い部分を中心に半分以上取り除く「処女膜部分切除」も行っています。
治療費用、合併症について
処女膜切開 55,000円
処女膜部分切除 110,000円
処女膜切除 165,000円
婦人科医による小陰唇縮小の症例解説【女性器症例番号1】
女性器の症例解説もこちらのブログで行うことにしました。私は元々、産婦人科医でしたので、この治療は美容外科をするようになった20年以上前からかなりの症例数を行っています。ここのブログの読者は、男性がほとんどですが、女性器のお悩みになられている女性にもこちらのブログを参照していただければと思います。性器以外の症例の解説は、私のアメブロのブログを参照ください。
では、女性器の1回目は、小陰唇縮小の症例です。
(症例写真へのご協力、誠にありがとうございました)
症例について
30代女性。
小陰唇の大きさを気にされ、小陰唇縮小手術を受けていただきました。
症例写真
肥大していた小陰唇を適度に切除し、すっきりとした小陰唇にしています。
女性器の名称と、どの部分を切除したかについて説明します。
通常、小陰唇の大きさで気になっている方は、大陰唇より小陰唇が飛び出ていて、飛び出ている部分が茶色く色素沈着します。また、小陰唇だけでなく、陰核(クリトリス)を被う陰核包皮の被りが強い方もいらっしゃいます。その場合、陰核包皮も取り除きます。
今回の場合は、小陰唇のみ肥大していましたので、図の赤線のように、三日月上に切除しています。
この治療は、ただ切って縫うだけでなく、
・小陰唇の自然な形になるようにデザインする
・縫い痕がつかないように埋没縫合をする
・内出血が起きないようにする
など大事なポイントがいくつかあります。この辺の解説は今後また詳しく行います。
治療概要、合併症について
治療名 小陰唇縮小
料金 99,000円(モニター料金)
通常料金は308,000円もしくは333,000円(縫い方の違いです)
20代仮性包茎の症例解説【症例番号10】
実際に、当院で治療を行なわれた方の症例を報告します。
(症例写真へのご協力、誠にありがとうございました)
症例について
20代男性。
仮性包茎。YouTube動画をご覧になってくださり、当院で治療を受けてくださいました。
症例写真
裏側からです。今回は、裏筋(小帯)を少し残し形成する方法で行っています。
問題ない経過です。当院のオプション料金でぼったくりをしない、低価格だが丁寧に治療をすることに共感いただく方が増え、多くの方に治療を受けていただいています。
引き続き、正しい男性器治療の普及に努めます。
治療概要、合併症について
50代。仮性包茎+亀頭増大で逞しく【症例番号9】
実際に、当院で治療を行なわれた方の症例を報告します。
(症例写真へのご協力、誠にありがとうございました)
症例について
50代男性。包茎治療と亀頭増大をされました。
亀頭に関しては、リパスGを1.2ml注入しています。
症例写真
亀頭が一回り大きくなっています。
この方の小帯は元々あまりないタイプでした。
全体的に、バランスが良くなり、カッコよく(逞しく?)なっていますね。
治療概要、合併症について
治療名 仮性包茎手術 、亀頭リパスG注入1.2ml
料金 仮性包茎治療110,000円
(YouTubeなどの動画にご協力いただけるモニター料金は77,000円です)
リパスG注入 275,000円(0.6mlあたり137500円)
合計 385,000円
仮性包茎
・腫れ(治療後ほぼ起こります。陰茎や亀頭が腫れます。数日で治ります。)
・内出血(多少起こります。徐々に良くなります。)
・痛み(抜糸まで、特に勃起時に痛みがあります。)
・感度低下(敏感な内板部分を除去すると起こります。早漏防止になります。EDになるほどではありません)
・感染(起こったことはありません)
・傷周囲の硬さ(しばらく起こります。徐々に良くなります。)
・血腫(包帯が外れると起こり得ます。包帯が外れないよう工夫をしています)
リパスG注入
・色素沈着(一時的に起こることがあります)
・浮腫(亀頭に注入しただけでも、陰茎の包皮が浮腫むことがあります。浮腫みが強い場合は、内服薬やマッサージで対処します。)
・硬さ(瘢痕化の影響で起こります。)
・感度低下(コンドーム一枚被るくらいの感度低下が一般的に起こります。早漏治療にもなります。)
・凸凹(起こらないように丁寧に行っています。)
・血流障害(血管塞栓を起こすと潰瘍、皮膚壊死などの重大な合併症になります。ヒアルロン酸など全ての注入剤で起こりえます。私が起こした経験はありませんが、起こらないよう丁寧に行っています。)
・注入剤によるアレルギー(経験はありません。)
・細菌感染(経験はありません。)
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小帯温存と小帯形成、それぞれのメリットデメリットについて
当院では、包茎手術の際に、できるだけ亀頭直下に傷がくるよう治療を行なっています。その際、小帯(裏筋)を形成する方法を温存する方法のどちらかを患者さんに選んでもらっています。それぞれの違いについて解説します。
小帯温存について
こちらが小帯温存を行なった場合の裏側の状態です。
小帯形成について
こちらが小帯形成を行なった場合の裏側の状態です。小帯は小さく縦筋のようになります。
小帯は、大きい方もいらっしゃれば小さい方もいらっしゃいます。中にはほとんど無い方もいます。
比較的小さい方が小帯形成を行った例がこちらです。
小帯温存、小帯形成のメリットデメリット
○小帯が残る。
△やや感度が温存される。
△小帯の色と包皮の色の違いがあると色のムラができる。
△術後、小帯が腫れたり、固くなりやすい。
✖︎包皮をしっかりとると、勃起時に突っ張りやすい。