婦人科医による小陰唇縮小の症例解説【女性器症例番号1】
女性器の症例解説もこちらのブログで行うことにしました。私は元々、産婦人科医でしたので、この治療は美容外科をするようになった20年以上前からかなりの症例数を行っています。ここのブログの読者は、男性がほとんどですが、女性器のお悩みになられている女性にもこちらのブログを参照していただければと思います。性器以外の症例の解説は、私のアメブロのブログを参照ください。
では、女性器の1回目は、小陰唇縮小の症例です。
(症例写真へのご協力、誠にありがとうございました)
症例について
30代女性。
小陰唇の大きさを気にされ、小陰唇縮小手術を受けていただきました。
症例写真
治療前→治療1ヶ月後
肥大していた小陰唇を適度に切除し、すっきりとした小陰唇にしています。
女性器の名称と、どの部分を切除したかについて説明します。
通常、小陰唇の大きさで気になっている方は、大陰唇より小陰唇が飛び出ていて、飛び出ている部分が茶色く色素沈着します。また、小陰唇だけでなく、陰核(クリトリス)を被う陰核包皮の被りが強い方もいらっしゃいます。その場合、陰核包皮も取り除きます。
今回の場合は、小陰唇のみ肥大していましたので、図の赤線のように、三日月上に切除しています。
この治療は、ただ切って縫うだけでなく、
・小陰唇の自然な形になるようにデザインする
・縫い痕がつかないように埋没縫合をする
・内出血が起きないようにする
など大事なポイントがいくつかあります。この辺の解説は今後また詳しく行います。
治療概要、合併症について
治療概要
治療名 小陰唇縮小
料金 99,000円(モニター料金)
通常料金は308,000円もしくは333,000円(縫い方の違いです)
合併症、副作用、リスク(カッコ内は私の経験)